AtomicHeartをプレイ

やっとAtomicHeartをプレイ出来ました。先月に日本語フルボイス化がされたのでちょうど良かったかもしれません。これもXboxGamePassに入っているので、加入している人はぜひプレイしてみて下さい。

これは1950年代、高度な科学技術で生み出されたロボットによって、全てが管理されて自動化されたユートピアであるもう一つのソ連が舞台のゲームです。

ゲームデザインとしては、銃で撃って進むよりも基本的にには鈍器で敵を殴って進む事が多めです。また、体力の回復も自動ではなくアイテム制のため、とりあえず撃って進むような進め方はできず、丁寧に敵に対処しなければなりません。

それでも敵と適切な間合いを取りつつ、敵の攻撃のタイミングに合わせてこちらも武器を振る緊張感が面白いです。(ただ、多勢で慌てるとボロボロになりがち。)

また、制作は出自がロシアのチームです。建物や内装、小物やキャラまでソ連的アバンギャルドなデザイン、時折置物のラジオや館内放送で流れる謎の共産テクノ、ロシア民謡、全てにおいていちいちソ連臭く、これらにもとても説得力があります。

ストーリーも言わばソ連的大惨事であるため、共産ファン(?)にはたまらない1本だと思います。僕はこの何故そうした?と突っ込まざるをえないソ連的デザインがなんとも言えずに大好きで、これもscornに続いて旅行モードが欲しいゲームだと思いました。